全日空のDHC8、異常表示で引き返し…半年で3回目
23日午前7時20分ごろ、大阪発高知行き全日空1601便(ボンバルディアDHC8―402型、乗客・乗員44人)が神戸市上空約3000メートルを飛行中、機内の気圧を調整する与圧系統の異常を示す計器表示が出たため、約20分後に大阪・伊丹空港に引き返した。
同機が故障のため引き返すトラブルはこの半年間で3回目。
国土交通省大阪空港事務所や全日空によると、高度上昇に合わせ、機内の気圧を上げるが、同機は気圧が十分に上がらなかった。
同機は16日には離陸後、前輪が格納されず、6月17日にも飛行中にエンジンから漏れた潤滑油が霧状に噴き出して機内に充満、いずれも大阪・伊丹空港に引 き返していた。同社は「異常があった部位はその都度、点検、修理し、安全を確認している」と説明、相次ぐトラブルについて「メーカーと連絡を取って調査し ている」としている。
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