黒木メイサ＆堀北真希がＷ主演 映画「着信アリ ファイナル」

人気上昇中の女優・堀北真希（１７）と黒木メイサ（１７）が大ヒットホラー映画シリーズ完結編となる「着信アリ　ファイナ ル」（麻生学監督、来年初夏に全国東宝系公開）のダブル主演に選ばれたことが５日、分かった。黒木は映画初主演。同シリーズは映画のみならず今年１０月に はテレビドラマ化され、お茶の間にも進出。ハリウッド・リメークも決まるなどの人気作だ。最終章の今作は韓国を舞台にした日韓合作となっており、話題にな りそうだ。

　日テレ系「野ブタ。をプロデュース」（土曜・後９時）のヒロイン・堀北と、ＮＴＴ　ＤｏＣｏＭｏのＣＭでおなじみの黒木とい う若手注目株が、人気シリーズ映画でダブル主演を果たす。主演に抜てきされたのは大ヒット映画「着信アリ」の最終章「着信アリ　ファイナル」だ。同映画は 秋元康氏の小説を基にした携帯電話の着信が死の予告になり、抵抗できない死が身に降りかかる物語。２００４年の第１弾では三池崇史監督、柴咲コウ主演で興 収１５億円のヒット。ミムラ主演の第２弾「着信アリ２」は今年２月の公開で、２作品ともアジアを中心に大ヒットを記録。１作目は「着信アリ　インターナ ショナルバージョン（仮）」としてハリウッドでのリメークも決定した。

　１０月からはテレビ朝日系で菊川怜主演でドラマ化（金曜・後１１時１５分）。今回の「ファイナル」では修学旅行で孤立した高校生たちが死の着信を受けてサバイバルゲームを繰り広げるという１、２作とはひと味違った作品になるという。

　クラスメートに恐怖メールを送信する明日香役の堀北は「今まで何度かホラー映画に出演してきましたが、今回は初めて恐怖を発信する立場になり、新たな気持ちでこの作品に臨みたい」。

　堀北の幼なじみのクラスメート・えみり役の黒木は「映画初主演で、同じ事務所の真希との共演ということもあり、喜びも２倍です。韓国で繰り広げられる恐怖体験に皆さんを巻き込んでいきたい」と意気込む。

　同映画は韓国最大の映画製作・配給会社「ＣＪエンターテイメント」との合作で２月初旬にクランクイン。来年初夏の公開予定だ。