犯人の口粘膜を採取 今市児童殺害事件
栃木県今市市の小学1年吉田有希ちゃん(7つ)殺害事件で、栃木、茨城両県警の合同捜査本部が、遺体にあった犯人の唾液(だえき)とみられる付着物から口 の粘膜組織を採取したことが6日、分かった。捜査本部はDNA鑑定を進めるとともに、採取した組織をもとに犯人の血液型鑑定も急いでいる。
また、女児の胃に内容物がほとんど残っていなかったことから、1日夕以降に殺害されたことも判明。犯行に使われた刃物が1本だったとみられることも分かった。
これまでの調べでは、遺体は2日午後2時ごろ、茨城県常陸大宮市三美の山林で見つかった。これまで女児や犯人の遺留品は何も見つかっていない。
専門家によると、唾液自体には細胞が含まれていないためDNA鑑定は困難だが、口の中の粘膜や唇の皮膚が唾液に混じっている。鑑定の結果、微量の口の粘膜が採取できたという。
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