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Monday, November 28, 2005

特殊な絶縁粘着テープを使用、残りは段ボール内に

広島市の小学1年、木下あいりちゃん(7)が殺害された事件で、遺体が入れられていた段ボール箱に張られたテープは、電気工事などに使われる特殊な種類の絶縁粘着テープだったことが26日、広島県警海田署の捜査本部の調べでわかった。

 張った後に残ったテープは、段ボール箱の中にあった。このテープは用途が限られていることなどから、県警は犯人につながる重要な手がかりとみて、製造元からの詳しい販売ルートを調べている。

 調べによると、テープは幅5センチで、新品だと一巻き20メートル。東京都内に本社があるメーカーの製品で、主に電気製品の絶縁や、電線を保護したり、束ねたりする場合に使われるという。

 同社の絶縁テープは、電気工事関係の用途別に約100種類あるが、黒色は二十数種類しかなく、県警は型番や材質を詳しく調べ、販売地域の絞り込みを急いでいる。

  段ボール箱(高さ25センチ、幅60センチ、奥行き50センチ)には、上ぶたのとじ目に直角に交差するように3本が張られていた。この箱のとじ目には数セ ンチのすき間があり、県警は、女児の遺体を箱に入れた後、残ったテープの処理に困った犯人が、このすき間からねじ込んだ可能性があるとみている。県警は、 このテープから鮮明な指紋を検出しており、女児のランドセルの指紋との照合を進めている。

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