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Sunday, November 20, 2005

FDA諮問委、「タミフル」と死因との関係特定できず

服用した日本人の子供12人が死亡したとされるインフルエンザ治療薬「タミフル」について、米食品医薬品局(FDA)の小児科諮問委員会は18日、「製薬会社などのデータからは、死亡との因果関係を示す証拠は見つからなかった」との見解をまとめた。

 諮問委は一方で、FDAに対し、子供の副作用についての監視を継続するよう要請。FDA側も今後2年間、監視を継続し、その後に最終的な報告書をまとめる方針を示した。

  諮問委は、死亡例以外にも多数の報告があった意識障害などの症状についても、「タミフルが起こしたとは断定できない」とした。ただ、日本の子供11人を含 む一部の服用者に認められた比較的重い皮膚の異常に関しては、皮膚障害の恐れがあることをラベルに追加記載することを求めることを決めた。

 日本から多数報告された意識障害などの原因については、インフルエンザによる脳炎や脳症との見方もあったが、諮問委では原因についての踏み込んだ判断はしなかった。

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