＜名神事故＞トラック、バスなど７台…７人死亡 滋賀・彦根

１３日午前５時ごろ、滋賀県彦根市小野町の名神高速道路下り線で、普通乗用車や大型トラックなど７台が関係する事故が起きた。この事故で、７人が死亡し、３人が負傷した。
　 県警高速隊の調べでは、左側車線で、ワンボックス型の普通乗用車に大型トラックが追突するなど４台がからむ事故が発生。後続の別の大型トラックが、事故車 の最後尾にいた軽乗用車に衝突して右側車線にはみ出し、後続のバス２台に接触。さらに、路側帯に停車していた普通乗用車に突っ込んだ。この際、車外に出て いた関係者を巻き込んだらしい。
　県警は、最後に衝突した大型トラックを運転していた松崎雄大（たけひろ）容疑者（３９）を業務上過失致死容疑で逮捕した。京都府宇治市の運送会社に勤務し、神奈川県から福岡県へ電気製品を搬送していた。
　バスのうち１台は、東京ディズニーランド観光から大阪方面に帰る途中。もう１台は栃木県から大阪に向かっていた。乗客ら計約５０人にけが人はない模様。
　現場は彦根インターチェンジ（ＩＣ）の北約１．２キロ。事故の影響で、名神高速下り線の関ケ原ＩＣ―彦根ＩＣ間と、北陸自動車道上り線の米原ＩＣ―米原ジャンクション間が通行止めになった。